タイ中銀総裁、財政・金融の連携強調 成長率目標2.7%に
[バンコク 24日 ロイター] - タイ中央銀行のウィタイ総裁は24日、今年の経済成長率を現時点の予測である約1.9%から2.7%へ引き上げるため、財政政策と金融政策を連携して活用すべきだとの考えを示した。
同総裁はビジネスセミナーで、タイ経済の全体的な安定性は維持されているものの、成長率は依然として低水準にとどまっていると指摘。より幅広い政策の組み合わせや追加投資が、景気拡大を強化する上で必要だと述べた。
政府機関が成長を抑制している構造的課題への対応を進めているとし、長期的な改革が効果を発揮するまでの間は、短期的な景気刺激策も必要になるとの認識を示した。
中銀は先に2026年の成長率を1.5%と予測していたが、ウィタイ総裁は現時点で約1.9%の拡大を見込んでいると述べた。
また、中小企業の資金調達環境を改善する方針も示し、小規模事業者の信用アクセスを支援する措置を講じるとした。
金融機関の手数料に関する措置を導入するほか、来月には現金の引き出しや預け入れに関する規則を導入する予定という。





