米上院民主党、違法判決の関税返還義務付ける法案を提出
写真は2月23日、米カリフォルニア州オークランド港で撮影。REUTERS/Carlos Barria
David Lawder
[ワシントン 23日 ロイター] - 米上院の民主党議員22人は23日、最高裁が違法と判断した関税による収入の全額を利息とともに180日以内に返還することをトランプ政権に義務付ける法案を共同で提出した。
この法案は国境の出入国地点で関税を徴収する税関・国境取締局(CBP)に対し、中小企業を優先するよう求めている。
最高裁は20日、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づいてトランプ大統領が課した広範な関税を無効とした際、返金に関する指示は出さず、次の措置を決定するために下級裁判所に差し戻した。
議員22人には上院民主党トップのシューマー院内総務のほか、ロン・ワイデン議員、エドワード・マーキー議員、ジーン・シャヒーン議員らが含まれる。これら3人はそれぞれ、上院の財政委員会、中小企業委員会、外交委員会の民主党トップだ。
ワイデン氏は声明で、「上院民主党議員はトランプ氏による価格上昇を招く貿易・経済政策を抑制するために、今後も闘い続ける」とし、「重要な第一歩は中小企業や製造業者にできるだけ早く資金を返還し、最も支援を必要とする人々を支援することだ」と述べた。
上院共和党トップ、スーン院内総務の報道官は、民主党の法案が審議されるかどうかについてコメントを控えた。
ホワイトハウスはこの法案に関するコメント要請にすぐには応じなかった。





