トランプ関税違法判決、EUは関税削減主張 英は優遇継続に期待
米ホワイトハウスで記者会見を行うトランプ大統領。20日撮影。REUTERS/Jonathan Ernst
[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)の報道官は20日、米連邦最高裁がトランプ政権が発動した広範な関税措置を違法とした判決について、EUは慎重に分析しており、引き続き関税を低くする考えを主張していくと述べた。
同報道官は「われわれは米最高裁の判決を注視しており、慎重に分析している」と説明。「この判決を受けて米国政府がどういった措置を取るかについて明確化を求めるため、緊密に連絡を取り合っている」と述べた。
また、米国および欧州の企業は貿易関係の安定性と予測可能性に依存しているとした上で、「われわれは引き続き低関税を求め、関税削減に向けて取り組んでいく」と述べた。
こうした中、英国政府は20日、トランプ関税を巡る米最高裁の判決を受けても、米国との貿易上の優遇措置は継続すると見込んでいるとの考えを表明。
英政府報道官は声明で、「英国の相互関税率は世界で最も低く、いかなるシナリオにおいても米国との特権的な貿易上の地位は継続すると期待している」とし、「われわれは(米国)政権と協力し、この判決が英国および他の国々の関税に及ぼす影響を理解していく」と述べた。





