トランプ氏、GDP公表前に低迷を示唆 政府閉鎖で民主党を非難
米ホワイトハウスで記者会見を行うトランプ大統領。20日撮影。REUTERS/Elizabeth Frantz
Howard Schneider
[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、2025年第4・四半期(25年10─12月期)の国内総生産(GDP)が公表される30分以上前に、経済成長率の鈍化は連邦政府機関の一部閉鎖を民主党が長引かせたためだと交流サイト(SNS)に投稿し、GDP低迷を示唆した。大統領は一部の経済データを事前に受け取るものの、公表までコメントを控えるのが慣例となっている。
トランプ氏はSNSに「民主党による政府閉鎖が米GDPを少なくとも2%ポイント押し下げた」「金利を引き下げよ」などと投稿した。
米商務省が発表した25年10─12月期のGDP速報値は年率換算で前期比1.4%増。連邦支出は16.6%減と、減少率は1970年代以来の大きさだった。25年10月1日─11月12日までの政府機関閉鎖により、成長率は1.15%ポイント低下したと推定されている。
ホワイトハウスのデサイ報道官は、トランプ氏の投稿に関する質問に対し「本日のGDP統計はトランプ氏が民間主導の消費と投資によって堅調な経済成長を維持していることを示している」とし、「米経済の回復は26年に加速する見込みだ」と述べた。
25年通年のGDPは前年比2.2%増。バイデン前大統領任期中の24年の2.8%増を下回り、トランプ政権当局者が予想した3%成長に届かなかった。第2次トランプ新政権の始動後の数カ月間に、一部の連邦機関の予算や職員数が削減。経済分析局(BEA)は、連邦支出の変化が25年1─3月期の経済成長率を0.37%ポイント、25年4─6月期に0.35%ポイントそれぞれ押し下げたと推計している。





