米地裁、海軍出身上院議員の降格を差し止め 「懲罰は憲法違反」
米首都ワシントンの連邦地方裁判所は12日、マーク・ケリー上院議員(民主党、アリゾナ州選出、写真)が軍兵士に違法な命令を拒否するよう呼びかけたことへの懲罰として国防総省が科した退役軍人としての階級降格と年金減額処分を差し止めた。写真は1月、ワシントンで撮影(2026年 ロイター/Jonathan Ernst)
Jan Wolfe
[ワシントン 12日 ロイター] - 米首都ワシントンの連邦地方裁判所は12日、マーク・ケリー上院議員(民主党、アリゾナ州選出)が軍兵士に違法な命令を拒否するよう呼びかけたことへの懲罰として国防総省が科した退役軍人としての階級降格と年金減額処分を差し止めた。
元海軍大佐で、宇宙飛行士としても活躍したケリー氏は軍人に対して違法な命令を拒否するように呼びかける動画に出演。これに対してヘグセス国防長官が行政処分を決めたことについて、言論の自由を定めた憲法修正第1条に違反していると訴えていた。
2002年に当時のジョージ・W・ブッシュ大統領によって任命されたリチャード・レオン判事は「問題となっている発言は間違いなく保護される発言だ」と指摘。ケリー氏を罰することは憲法修正第1条に明らかに違反していると述べた。
ケリー氏はこの判決を称賛。声明で「連邦裁判所はピート・ヘグセス(国防長官)が私の発言を理由に私を罰しようとしたことは憲法違反であると明確に判断した」と述べた。
ヘグセス氏はXで、直ちに上訴すると表明した。





