ニュース速報
ワールド

バングラ政変後初の総選挙、主要野党が圧勝 3分の2確保

2026年02月13日(金)18時34分

2月12日、バングラデシュのダッカで、投票所に並ぶ有権者たち。REUTERS/Mohammad Ponir Hossain

Tora ‌Agarwala Krishna N. Das Zia Chowdhury

[ダッカ 13日 ‌ロイター] - バングラデシュで​12日、2024年の政変後初となる総選挙の投票が実施され⁠、主要野党バン​グラデシュ民族主義党(BNP)が3分の2の議席を獲得し、圧倒的な勝利を収めた。

24年の政変では、学生デモによってハシナ政権が崩壊した。反政⁠府デモが数カ月にわたり続いた同国の安定には、選挙での明確な結果が重要と⁠みら​れていた。

選挙管理委員会によると、BNPとその同盟勢力は争われた299議席のうち少なくとも212議席を獲得。主要な対抗勢力であるイスラム主義政党のイスラム協会(JI)とその同盟勢力は77議席。

BNPは貧⁠困世帯への支援、外国投資を含む‌経済活性化策、汚職対策のほか、首相任期の⁠10年⁠制限などを公約に掲げた。

BNPのラーマン党首が首相に就任すると広く予想されている。

インドのモディ首相、パキスタンのシャリフ首相、駐バングラデシュ‌米大使らが、BNPの勝利をいち早く祝福​した。

‌投票率は24年⁠の前回選挙での42%を​上回る見通し。地元メディアは登録有権者の60%以上が投票したとみられると報じた。

選挙と並行して、一連の憲法改正に関する国民投票も実施された。選挙期間中の‌中立的な暫定政府の樹立、議会の二院制への再編、女性の代表権拡大、司法​の独立性強化、首相任期⁠の2期制限導入などが含まれる。

国民投票の結果については公式発表はない。地元メディアによる​と、200万人以上が「賛成」を、85万人以上が「反対」を選択した。

一方、政変でインドに脱出したハシナ前首相は、茶番劇だと選挙を批判した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イランの「黒い雨」、WHOが健康被害を警告 

ワールド

欧州委員長、原発縮小は「戦略ミス」 化石燃料依存に

ワールド

G7、石油備蓄放出のシナリオ策定をIEAに要請=仏

ワールド

イスラエル外相「終わりのない戦争望まず」、終結時期
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 5
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 6
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 7
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 8
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 9
    トランプも無視できない? イランで浮上した「危機管…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 8
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 9
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中