Tora Agarwala Krishna N. Das Zia Chowdhury
[ダッカ 13日 ロイター] - バングラデシュで12日、2024年の政変後初となる総選挙の投票が実施され、主要野党バングラデシュ民族主義党(BNP)が3分の2の議席を獲得し、圧倒的な勝利を収めた。
24年の政変では、学生デモによってハシナ政権が崩壊した。反政府デモが数カ月にわたり続いた同国の安定には、選挙での明確な結果が重要とみられていた。
選挙管理委員会によると、BNPとその同盟勢力は争われた299議席のうち少なくとも212議席を獲得。主要な対抗勢力であるイスラム主義政党のイスラム協会(JI)とその同盟勢力は77議席。
BNPは貧困世帯への支援、外国投資を含む経済活性化策、汚職対策のほか、首相任期の10年制限などを公約に掲げた。
BNPのラーマン党首が首相に就任すると広く予想されている。
インドのモディ首相、パキスタンのシャリフ首相、駐バングラデシュ米大使らが、BNPの勝利をいち早く祝福した。
投票率は24年の前回選挙での42%を上回る見通し。地元メディアは登録有権者の60%以上が投票したとみられると報じた。
選挙と並行して、一連の憲法改正に関する国民投票も実施された。選挙期間中の中立的な暫定政府の樹立、議会の二院制への再編、女性の代表権拡大、司法の独立性強化、首相任期の2期制限導入などが含まれる。
国民投票の結果については公式発表はない。地元メディアによると、200万人以上が「賛成」を、85万人以上が「反対」を選択した。
一方、政変でインドに脱出したハシナ前首相は、茶番劇だと選挙を批判した。