米国は「変わった」、欧州の価値観と相いれず=フィンランド大統領
フィンランドのストゥブ大統領は4日、欧州とフィンランドは、米国が変化しつつあり、その外交政策の背後にある米政権の思想は「われわれの価値観と相容れない」ことを認識する必要があると述べた。写真は先月、ダボスで撮影(2026年 ロイター/Denis Balibouse)
[ヘルシンキ 4日 ロイター] - フィンランドのストゥブ大統領は4日、欧州とフィンランドは、米国が変化しつつあり、その外交政策の背後にある米政権の思想は「われわれの価値観と相容れない」ことを認識する必要があると述べた。
フィンランドを含む欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、トランプ米大統領が1月にデンマーク領グリーンランドを巡り欧州の同盟国との緊張を高めたことを受け、外交政策戦略の見直しを進めている。
ストゥブ氏は議会で、フィンランドは国際情勢の変化を反映し、外交・安全保障政策方針を改訂すると演説。なお「米国は重要な同盟国」としつつも、「米国が変化しつつあることを率直に認めなければならない。同盟国へのアプローチと外交政策の進め方も変化している」と述べた。
ストゥブ氏はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアの隣国である自国の安全保障を強化するため、トランプ氏との緊密な関係維持に努めてきた。
「現米政権の外交政策は、われわれの価値観と相いれない思想に基づいている」と述べた上で、米国が既存の国際秩序を損ない、国際機関の枠を超えて活動し、欧州の重要性を軽視していることを例示した。
ただ、外交・安全保障政策見直しの日程は明らかにせず、政府との作業はまだ始まったばかりだと述べた。





