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日経平均は続落、利益確定優勢 選挙控え方向感欠く

2026年02月02日(月)16時34分

写真は東京証券取引所。1月6日、東京で撮影。 REUTERS/Issei Kato

[‍東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日‌経平均は続落し、前営業日比667円67銭安の5万2655円18銭で取引を終えた。衆院選の情勢で自民党の優勢が伝わる中、朝方は買いが先行し一時5万4000円を回復する場‌面があった。ただ、その後は勢​いを失い、午後にはマイナスに沈んだ。選挙を控えて方向感の出にくさが意識され、日経平均はこの日の安値で引けた。

朝方には自民党が優勢との選挙情勢報道を好感した買いが先物に断続的に入り、一時924円高の5万4247円と史上最高値に迫る場面があった。朝日新聞社は1日、衆院選‌の中盤情勢として、自民党が単独で過半数を大きく上回る勢いで、日本維新の会とあわせた与党で300議席超をうかがうと報じた。

ドル/円が円安方向となったことは輸出株の一角を支援した。トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)の次期議長にケビン・ウォーシュ氏を指名し、ドル高が促された。ウォーシュ氏はバランスシート縮小に前向きと目されている。高市早苗首相が衆院選の応援演説で円安メリットに言及したことも円高一服につながった。

もっとも、次期FRB議長人事に関しては、警戒感もくすぶった。日経平均は前場中盤から利益確定売り​が強まり、後場に下げに転じた。時間外取引の米株先物が下げ幅を拡⁠大し、投資家心理の重しになった。

市場では、目先の日経平均は「選挙を控えて方向感‍が出にくく、5万3000円を挟んだレンジでの値動きではないか」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員)との指摘が聞かれた。為替のボラティリティーの高さも、株式取引を手掛けにくくさせているという。

TOPIXは0.85%安の3536.13ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.84%‍安の1822.02ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆0588億6600万円だった。‍東証33業‌種では、値上がりは空運や小売、医薬品など11業種、値下がりは証‍券、商品先物取引や鉱業、銀行など22業種だった。

決算などを手掛かりにした個別物色は活発だった。前週末に決算を発表したANAホールディングスは堅調。中国政府が自国民に日本渡航の自粛を呼びかけたことのビジネス影響への過度な警戒が緩和した。業績予想の上方修正が好感されたエンプラスはストップ高となり、増配を⁠発表したスパークス・グループは急伸し昨年来高値をつけた。

一方、レーザーテックや野村ホールディングスは業績予想の上方修正を発表したが、出尽く⁠しが意識されて急落。日経平均への寄与度の高い‍アドバンテストは軟調で、1銘柄で約270円、指数を押し下げた。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.45%安の705.26ポイントと3日ぶり反落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上が​りが518銘柄(32%)、値下がりは1032銘柄(64%)、変わらずは49銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 52655.18 -667.67 53575.37 52,655.18

─54,247.1

5

TOPIX 3536.13 -30.19 3597.27 3,533.78─

3,628.41

プライム指数 1822.02 -15.47 1853.91 1,820.91─

1,869.30

スタンダード指数 1602.15 -3.83 1608.4 1,601.14─

1,622.38

グロース指数 922.81 -3.92 925.85 922.16─94

0.30

グロース250指数 705.26 -3.18 707.37 704.87─71

9.57

東証出来高(万株) 247893 東証売買代金(億円) 80588.66

ロイター
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