トランプ政権、亡命申請無効化を模索 「第三国送還可能」=報道
写真は身分証明書の確認を行う米移民・税関捜査局(ICE)捜査官。カリフォルニア州メッカで12月19日撮影。REUTERS/Daniel Cole/File Photo
[23日 ロイター] - トランプ米政権は、米国への亡命申請者を自国以外の国に強制送還することが可能と主張し、移民裁判所で係争中の数千人の亡命申請を無効とする試みを全米で進めている。米CBSニュースが23日報じた。
ロイターは現時点でこの情報を確認していない。
米国土安全保障省の報道官は電子メールによる声明で「亡命申請の遅れや亡命制度の乱用に対処するため、あらゆる合法的な手段を講じている」とし、「米国で亡命申請を希望する不法移民が、申請を公正に審理することに同意したパートナー国で保護を求めることを可能にする合法的な二国間協定」に言及した。
CBSの報道によると、政権が進める試みには、移民・税関捜査局(ICE)の弁護士が移民判事らに対し、亡命申請を実質的に審理することなく退けるよう要請する内容が含まれる。さらに、亡命希望者をグアテマラ、ホンジュラス、エクアドル、ウガンダなどに強制送還するよう命じることも求めているという。





