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台湾中銀、金利据え置き 経済成長予測を上方修正
2025年12月18日（木）18時26分
[台北 １８日 ロイター] - 台湾中央銀行は１８日、市場の予想通り、政策金利を２．０％に据え置くことを決定した。輸出拡大を背景に今年の経済成長予測を引き上げた。
据え置きは全会一致で決定した。
今年の経済成長予測は９月時点の４．５５％から７．３１％に上方修正した。来年については３．６７％へ減速するとみているが、従来予測の２．６８％から引き上げた。
中銀は声明で、米国の関税政策の動向や地政学リスクを注視していくと表明した。
昨年の経済成長率は４．５９％。人工知能（ＡＩ）関連需要に伴う旺盛な輸出が成長をけん引した。
今年の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率の予測は９月時点の１．７５％から１．６６％に下方修正した。来年は１．６３％に鈍化すると見込んでいる。
