米移民当局、レビット報道官の親戚女性を拘束 不法滞在疑いで
写真はホワイトハウスのレビット報道官。2025年11月24日、米ワシントンで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst/File Photo
Ted Hesson
[ワシントン 26日 ロイター] - 米移民・税関捜査局(ICE)は26日、ホワイトハウスのレビット報道官と親戚関係にある女性を拘束中であると明らかにした。
米国土安全保障省(DHS)の報道官は声明で、ICEがブラジル国籍のブルーナ・キャロライン・フェレイラさんを拘束したと発表。事情に詳しい情報筋は、フェレイラさんはレヴィット氏のおいの母親であることを確認した。
DHSは、フェレイラさんは観光ビザで米国に入国後、不法滞在していたと説明。ただ、フェレイラさんの家族が立ち上げた募金サイトGoFundMeのページには、「若年移民に対する国外強制退去の延期措置(DACA)」に基づく法的資格を有していると記載されている。
DHSは正確な状況については明らかにしていないものの、フェレイラさんは現在、ルイジアナ州でICEの拘留下に置かれているという。
また、DHSはフェレイラさんが暴行容疑で逮捕歴があるとしたが、詳細は明らかにしなかった。ロイターは、同容疑について独自に確認できていない。
情報筋によると、レビット氏のおいは生まれてからずっとニューハンプシャー州でレビット氏の兄弟であるマイケル・レビットさんと暮らしており、フェレイラさんと暮らしたことは一度もなかったという。





