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米のウクライナ和平案、「本格的な分析」必要=ロシア大統領補佐官
2025年11月26日(水)19時17分
[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア大統領府のウシャコフ補佐官は26日、米国が提示した最新のウクライナ和平案について、「本格的な分析」が必要だとの認識を示した。
また、今週アブダビで行われた米ロ当局者の会合では、この和平案は議題にならなかったと述べた。
ウシャコフ氏によると、ロシア側は情報機関の代表をアブダビに派遣し、ウクライナ側と捕虜交換など「極めてデリケートな問題」を協議した。
米政府高官によると、アブダビの会合にはドリスコル米陸軍長官も参加した。ウシャコフ氏は、米国側の出席は予期せぬものだったとし、米国が起草した和平案については、この場で協議しなかったと述べた。
ウシャコフ氏はロシア国営テレビに「和平案はアブダビでは議論されなかった。 まだ誰とも詳しく協議していない」と発言。「肯定的に見られる部分もあるが、多くの点は専門家による議論が必要だ」と述べた。





