中国、ネット企業の独占規制強化へ ガイドライン案を公表

写真は中国国旗。9月3日、北京で撮影。REUTERS/Go Nakamura

[北京/上海 １５日 ロイター] - 中国の市場規制当局である国家市場監督管理総局は１５日、インターネットプラットフォーム上での不公正な競争慣行を抑制するための独占禁止ガイドライン案を公表した。

「プラットフォーム部門で独占のリスクが頻繁に生じている」と指摘した。市場支配の乱用の具体例として、不公正な価格設定、原価割れでの販売、アカウントのブロック、排他的取引の強制、最安値販売の強要、プラットフォームによる差別的扱いなどを挙げた。

ガイドラインでは特定の行為やアルゴリズムに伴うリスクを特定し、評価する方法を定めている。

草案については２９日まで一般から意見を募集する。