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米、ロ石油大手の海外資産売却交渉を承認　買い手候補に

2025年11月17日（月）09時17分

ロシアのモスクワで2025年10月29日撮影。REUTERS/Ramil Sitdikov

Timothy Gardner　Shariq Khan　Robert Harvey

[ワシントン／ニューヨーク／ロンドン １４日 ロイター] - トランプ米政権は１４日、ウクライナ戦争を巡り制裁を科したロシア石油大手ルクオイルの海外資産の買い手候補に対し、同社と協議することを承認した。ブルガリア政府が同国ブルガスにあるルクオイルの製油所を接収したことを受けた。

米政府は先月２２日、石油大手ロスネフチとルクオイルに制裁を科すと発表。財務省は、ロシアに対しウクライナでの即時停戦に応じるよう求め、一段の措置を講じる用意があると表明した。[]

財務省は、１２月１３日までルクオイルの海外資産購入について協議することなどを買い手候補の企業に認めた。売却が認められても、制裁期間中は同社がアクセスできないエスクロー口座に売却資金は保管されるとみられる。

また、ブルガリアのルクオイル関連団体を巡る協議も来年４月末まで承認された。

ロイターは１３日、世界最大級のプライベート・エクイティ（ＰＥ）企業の米カーライルがルクオイル資産の買収を検討していると伝えた。[]

ロイター
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