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米当局、南部ノースカロライナ州で不法移民摘発開始

2025年11月17日(月)07時41分

イリノイ州シカゴで入国審査中の連邦捜査官。11月6日撮影。REUTERS/Jim Vondruska

Doina Chiacu Mike Stone

[ワシントン 15日 ロイター] - 米国土安全保障省(DHS)は、連邦当局が15日に南部ノースカロライナ州シャーロットで不法移民摘発を行ったと明らかにした。

同省報道官は「米国民の安全を確保し、公共の安全に対する脅威を排除するため、シャーロットへのDHS法執行官派遣を増やしている」とし、「不法移民による犯罪の犠牲者があまりにも多くなっている」と述べた。

拘束された人数など詳細は明らかにしなかった。DHSは税関・国境取締局(CBP)を管轄する。

同省は移民当局が求めている容疑者拘束をノースカロライナ州当局が拒否したことが今回の措置につながったと説明。容疑者を通常の拘束時間より長い最大48時間拘束するよう求める移民当局の約1400件の要請を州側が履行していないとした。

シャーロットのライルズ市長(民主党)や市当局者らは、他都市での同様の摘発で犯罪歴のない人々が拘束されたことから、同市では不安が広がっていると述べた。

地元当局者は先に、CBPによる取り締まりが15日に始まると通知を受けたことを明らかにしていた。

ロイター
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