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賃金上昇を伴った持続的・安定的物価上昇は道半ば=官房副長官

2025年11月06日(木)12時22分

東京のビジネス街でノートパソコンを使う男性(2024年1月23日)。REUTERS/Kim Kyung-Hoon

Ami Miyazaki

[東京 6日 ロイター] - 佐藤啓官房副長官は6日午前の会見で、同日発表された9月の毎月勤労統計で実質賃金が9カ月連続でマイナスとなったことを受け、「賃金上昇を伴った持続的・安定的な物価上昇の実現は道半ばであると認識している」と述べた。

政府としては責任ある積極財政の考え方のもと、物価高をさらに加速させることがないよう戦略的に財政出動を行っていくとし、「日本銀行においては、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向け、引き続き適切な金融政策運営が行われていくことを期待している」と述べた。

高市早苗内閣では物価高への対応に最優先に取り組むこととしているとし、「物価上昇を上回る賃上げが必要だが、それを事業者に丸投げしてしまっては事業者の経営が苦しくなるだけであり、継続的に賃上げができる環境を整えることが政府の役割だ」とも語った。

ロイター
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