財政の信認揺らがない限りあらゆる手段使う=経済対策財源で城内成長戦略相
 
        	10月31日 城内実成長戦略・経済財政担当相(写真)は31日、記者団の取材に応じ、経済対策の財源としての国債増発の可能性に関し「財政の信認が揺らがない限りあらゆる手段を使えばよい」と述べ、否定しなかった。写真は2024年10月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Yoshifumi Takemoto
[東京 31日 ロイター] - 城内実成長戦略・経済財政担当相は31日、記者団の取材に応じ、経済対策の財源としての国債増発の可能性に関し「財政の信認が揺らがない限りあらゆる手段を使えばよい」と述べ、否定しなかった。経済対策について「規模ありきの議論はしていない」とも述べた。
城内氏は、「高市内閣は放漫財政ではなく、財政規律をしっかり念頭に置き戦略的に財政主出を行い、税率を上げずに税収を増やす」方針だと述べた。財政規律に関し「高市早苗首相は債務残高のGDP比引き下げで財政の信認を得ると発言している」と指摘、プライマリーバランス(基礎的財政収支、PB)黒字化など「特定の指標に依存せず検証する」方針を示した。
政策手段の選定や財源の確保に当たっては、「エビデンス(実例)と事実に基づき世界各国の状況を精査する必要がある」と指摘した。







 
 
 
 
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     












