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バンス米副大統領、政府閉鎖続けば航空網大混乱と警告

2025年10月31日(金)08時48分

 10月30日、 バンス米副大統領はアメリカン航空やユナイテッド航空の最高経営責任者(CEO)、労働組合、航空業界関係者らとホワイトハウスで会合した後、連邦政府閉鎖が感謝祭休暇の繁忙期まで続けば、航空業界に大混乱が生じる恐れがあると警告し、民主党に政府再開のためのつなぎ予算案に賛成するよう求めた。ホワイトハウス前で24日撮影(2025年 ロイター/Kylie Cooper)

David Shepardson Jeff Mason

[ワシントン 30日 ロイター] - バンス米副大統領は30日、アメリカン航空やユナイテッド航空の最高経営責任者(CEO)、労働組合、航空業界関係者らとホワイトハウスで会合した後、連邦政府閉鎖が感謝祭休暇の繁忙期まで続けば、航空業界に大混乱が生じる恐れがあると警告し、民主党に政府再開のためのつなぎ予算案に賛成するよう求めた。

バンス氏は政府閉鎖が11月下旬まで突入すると、職員の欠勤がさらに増えて、飛行場で保安検査の待ち時間やフライトの遅延が大幅に増加する可能性があると述べた。「これは本当に大惨事になりかねない。職員はその時点で3回も給料を受け取っていないことになるからだ」と語った。

デルタ航空とユナイテッド航空は議会に対して、つなぎ予算案を早期に可決するよう求めた。政府閉鎖が30日間に及んでいるため、航空管制官の欠勤が増え、フライトの遅延が急増していると、関係者はロイターに語った。1万3000人の航空管制官と5万人の運輸保安局の職員が無給で働かざるを得ないという。

ロイター
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