ノバルティス、米バイオテクノロジー企業を120億ドルで買収
スイスの製薬大手ノバルティスは10月26日、神経筋疾患を含めた希少筋疾患治療薬を手がける米バイオテクノロジー企業、アビディティ・バイオサイエンシズを現金約120億ドルで買収することで合意したと発表した。写真はノバルティスのロゴ。2021年6月、ケンブリッジで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
Padmanabhan Ananthan Angela Christy M
[26日 ロイター] - スイスの製薬大手ノバルティスは26日、神経筋疾患を含めた希少筋疾患治療薬を手がける米バイオテクノロジー企業、アビディティ・バイオサイエンシズを現金約120億ドルで買収することで合意したと発表した。
ノバルティスによるアビディティ株の取得価格は1株当たり72ドルで、これは24日の終値に46%上乗せしている。ノバルティスは心不全治療薬「エントレスト」、喘息治療薬「ゾライア」、自己免疫疾患治療薬「コセンティクス」などの主力医薬品の特許切れに備え、今年に入ってから積極的に買収を進めてきた。
ノバルティスは今回の買収で治療の選択肢が限られている領域へ進出するとともに、希少疾患分野での存在感を高める戦略だ。
米西部カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くアビディティは時価総額が67億ドル弱あり、合意に基づいて初期段階の精密心臓病プログラムを新会社「スピンコ」に分離すると公表した。アビディティの最高プログラム責任者(CPO)を務めるキャスリーン・ギャラガー氏が分離後にスピンコのトップに就く予定で、上場企業となる見込みだ。
アビディティには3つの筋疾患治療薬候補があり、希少型のデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬候補物質「デルゾタ」は開発の初期から中期段階にある。他の2つは重篤な筋疾患向けの治療薬。
トランプ米大統領が輸入医薬品に高い関税を課す可能性を表明する中で、ノバルティスはこの買収で米市場での足場をより強固にできる。
製薬大手では米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やスイスのロシュ、フランスのサノフィなどが不透明な通商政策を乗り切るために米国で数十億ドルを投資すると表明している。
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