ホワイトハウス、大宴会場建設へさらなる寄付募る 東棟全解体の中

　１０月２３日、米ホワイトハウスは敷地内にボールルーム（大宴会場）を建設するトランプ大統領の計画に伴い、イーストウイング（東棟）の全面的な取り壊し作業が行われる中、さらなる寄付者を募っている。写真は解体される東棟。ワシントンで２１日撮影（２０２５年　ロイター/Jonathan Ernst）

Jeff Mason　Gram Slattery

[ワシントン ２３日 ロイター] - 米ホワイトハウスは敷地内にボールルーム（大宴会場）を建設するトランプ大統領の計画に伴い、イーストウイング（東棟）の全面的な取り壊し作業が行われる中、さらなる寄付者を募っている。

ホワイトハウスは、このプロジェクトへの資金提供を約束した企業や富豪のリストを公表。アマゾン・ドット・コム、アップル 、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、アルファベット傘下グーグルなどの企業や、キャメロン・ウィンクルボス氏とタイラー・ウィンクルボス氏のウィンクルボス兄弟などが含まれた。ただ、それぞれの寄付額や、トランプ氏の拠出額については明らかにしていない。

ホワイトハウス当局者によると、先週時点で２億ドル近い寄付の約束があったという。同当局者は「資金集めは止まっていない」とロイターに語った。

トランプ氏は２３日、数百万ドルを寄付する意向を示し、「必要な額は何でも寄付する」と語った。

ボールルーム建設費用は東棟全体を取り壊して行うことからトランプ氏が当初見積もった２億ドルから、今週３億ドルに膨れ上がっている。