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米農務省、30億ドル超の農家支援策を計画 政府閉鎖中でも一部再開へ

2025年10月22日(水)10時57分

 10月21日、トランプ米政権は、連邦政府の閉鎖が続く中、数十億ドル規模の農家支援と農務省の一部再開を計画している。同省が明らかにした。写真はロリンズ農務長官。ホワイトハウスで16日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

Leah Douglas

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米政権は、連邦政府の閉鎖が続く中、数十億ドル規模の農家支援と農務省の一部再開を計画している。同省が21日に明らかにした。

政権は今月初めに、貿易摩擦や豊作の影響で打撃を受けている農家への救済措置として支援策を打ち出すとみられていたが、ロリンズ農務長官は政府機関閉鎖が終わるまで延期すると表明した。

ロリンズ氏は「農務省は23日に農業サービス庁の中核業務を再開する」とXに投稿。農業融資や支払い支援などの重要なサービスを行うとし、支援額は合わせて30億ドル以上になると述べた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、援助金は農務省の融資機構である商品信用公社を通じて支払われるという。

農務省に支援対象について情報を求めたが、回答は得られていない。 

ロイター
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