マルタ外相、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦 和平尽力と
10月10日 欧州連合(EU)加盟国マルタのボージュ外相(写真)は9日、トランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦したと明らかにした。写真は2024年12月、マルタのタカリで撮影(2025年 ロイター/Florion Goga)
[バレッタ 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟国マルタのボージュ外相は9日、トランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦したと明らかにした。
フェイスブックへの投稿で、トランプ氏がアルメニアとアゼルバイジャンとの和平交渉をまとめたことや、中東とウクライナの戦争終結に尽力したことを挙げた。
各年のノーベル賞候補者の推薦締め切りは1月31日で、2025年のノーベル平和賞受賞者は10日に発表される。
アゼルバイジャンとアルメニアの首脳は8月、ホワイトハウスで数十年にわたった紛争終結を目指す協定に署名。トランプ氏は「歴史的な」一歩だと評価した。
また9日には、パレスチナ自治区ガザ紛争終結に向けたトランプ氏の和平案の第一段階として、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスが停戦のほか人質・捕虜の解放で合意した。
ボージュ氏は、ノーベル平和賞を熱望してきたトランプ氏と会談した際の写真を投稿。トランプ氏に「中東とウクライナ問題への取り組みを継続するよう促した」とし、「(同氏が)コミットメントを強め、われわれが平和に近づいていることをうれしく思う」と述べた。





