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米航空便の遅延続く、政府閉鎖で航空管制官が不足

2025年10月08日(水)11時25分

 米政府機関閉鎖が7日目となる中、連邦航空局(FAA)は7日、航空管制官の不足により多くの空港で前日に続き航空便の遅延が生じていると明らかにした。ジョージア州アトランタの空港で昨年11月撮影(2025年 ロイター/Megan Varner)

David Shepardson

[ワシントン 7日 ロイター] - 米政府機関閉鎖が7日目となる中、連邦航空局(FAA)は7日、航空管制官の不足により多くの空港で前日に続き航空便の遅延が生じていると明らかにした。

ヒューストン、ナッシュビル、ダラス、シカゴ・オヘア、ニューアークなど多くの空港で人員不足の影響が出ている。

約1万3000人の航空管制官と約5万人の運輸保安局職員は政府機関閉鎖中も出勤しなければならないが、給与は支払われていない。

ダフィー運輸長官は6日、政府閉鎖開始以来、航空管制官の病欠がやや増加し、一部地域では人員が50%減っていると述べた。

フライト追跡サイト「フライトアウェア」によると、7日は国内3000便以上が遅延。ナッシュビルでは20%に当たる225便、シカゴ・オヘア空港では20%超に当たる570便以上が遅延した。

与野党は遅延を巡り互いを非難し、ホワイトハウスのレビット報道官は民主党に責任があると主張。一方、カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)はトランプ大統領の責任だと述べた。

ロイター
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