米、パキスタンと経済協力模索へ 重要鉱物・炭化水素などで

ルビオ米国務長官(写真)は13日、翌14日のパキスタン独立記念日に合わせて声明を発表し、同国と重要鉱物や炭化水素を巡る協力を模索することに期待を示した。資料写真、7月(2025年 ロイター/Kent Nishimura)
Kanishka Singh
[ワシントン 13日 ロイター] - ルビオ米国務長官は13日、翌14日のパキスタン独立記念日に合わせて声明を発表し、同国と重要鉱物や炭化水素を巡る協力を模索することに期待を示した。
「重要鉱物や炭化水素を含む新たな経済協力分野を模索し、ダイナミックなビジネスパートナーシップを育むことを楽しみにしている」と表明。「米国はパキスタンのテロ対策と貿易への取り組みに深く感謝している」とも述べた。
トランプ米大統領は先月、「パキスタンと新たな協定を締結した」と明らかにし、「両国がパキスタンの膨大な石油資源の開発に向けて協力していく」と述べた。
パキスタン側は協定が関税引き下げと投資拡大につながると説明。カーン商務相は、南西部バロチスタン州などの鉱業プロジェクトに地元企業との合弁を通じて投資する機会を米企業に提供する方針を示している。