ユーロ圏小売売上高、6月は前年比+3.1% 予想上回る

欧州連合(EU)統計局が6日発表したユーロ圏の6月の小売売上高は前年比3.1%増と、ロイターがまとめた市場予想(2.6%増)を大幅に上回った。写真はスーパーマーケットで買い物をする男性。2024年10月、フランスのシャンベリーで撮影(2025年 ロイター/Stephane Mahe)
[フランクフルト 6日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が6日発表したユーロ圏の6月の小売売上高は前年比3.1%増と、ロイターがまとめた市場予想(2.6%増)を大幅に上回った。
貿易を巡る不確実性の中でも、内需回復を背景に域内経済が底堅さを維持していることが改めて浮き彫りとなった。
前月比では0.3%増と、市場予想の0.4%増を下回った。ただ、過去2カ月分のデータが大幅に上方修正され、年間のトレンドは当初の予想を上回った。
6月の小売売上高の内訳は、非食品が前年比4.3%増、自動車用燃料が4.0%増。
主要国では、スペインが6.4%増。ドイツも4.8%増と平均を上回った。
欧州連合(EU)全体では、前月比0.3%増、前年比3.1%増だった。