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米ロの関係改善、時間かかる=ロシア大統領報道官

2025年08月06日(水)13時46分

8月6日、ロシアのペスコフ大統領報道官は、米ロ関係の改善には時間がかかるとの見解を示した。2024年12月、モスクワで代表撮影(2025年 ロイター/Pool/Gavriil Grigorov)

[6日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は、米ロ関係の改善には時間がかかるとの見解を示した。タス通信が6日報じた。

ペスコフ氏は、プーチン大統領とトランプ米大統領の会談が長期間開かれていないことについて「この流れには当然、惰性がある」とし「二国間関係を正常な軌道に戻すには時間がかかる」と述べた。

タス通信は、米国の新大統領就任後6カ月以上経っても、ロシアとの首脳会談が開催されなかった例は、ロシアの近代史上初めてだと報じた。

トランプ政権のウィットコフ中東担当特使は6日にモスクワを訪問し、ロシア指導部と会談する見通し。ウクライナ戦争の終結に向けた外交努力の一環。

米ロ関係はここ数週間で緊張がエスカレートしている。トランプ氏は1日、原子力潜水艦2隻を「適切な海域」に配備するよう命じたと明らかにした。ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)の「愚かで扇動的な発言」の脅威に対応するためとしている。

また、ロシアが8月8日までにウクライナ紛争の停戦に応じなければ、関税などの制裁措置を課すと表明している。

ロイター
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