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仏サービスPMI、7月改定48.5に低下 政治に不透明感

2025年08月05日(火)18時40分

S&Pグローバルがまとめた7月のフランスのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.5と、6月の49.6から低下し、4月以来の低水準となった。写真は港の前にあるレストランのテラス。 2024年9月、フランスのブルターニュで撮影(2025年 ロイター/Stephane Mahe)

[パリ 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のフランスのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.5と、6月の49.6から低下し、4月以来の低水準となった。

政治的な不透明感や需要の低迷が重しとなった。PMIは50が好不況の分かれ目となる。

新規事業が大幅に減少。主に国内市場が低迷した。1年先の見通しも大幅に悪化し、企業信頼感は6カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。

雇用水準も減少が続いた。有期契約の更新頻度が低下し、自発的な退職があっても補充が行われないケースが多く見られた。

ハンブルク商業銀行のエコノミスト、ヨナス・フェルドフーセン氏は「事業活動の減速が稼働率に一段と反映されつつある」とし「未処理の業務が減少し、将来の見通しが大幅に悪化した」と述べた。

製造業とサービス業を合わせた総合PMI改定値は、6月の49.2から48.6に低下。

全体としては、短期的に経済の勢いが限られることが浮き彫りとなり、現在の成長軌道の持続可能性に対する懸念が浮上した。

ロイター
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