ルワンダ、米から強制送還の移民最大250人受け入れで合意

8月4日、アフリカのルワンダは、米国が強制送還する最大250人の移民を受け入れる方向で合意した。写真は政府報道官のマコロ氏2022年6月、同国のキガリで撮影(2025年 ロイター/Jean Bizimana)
Daphne Psaledakis
[ワシントン 4日 ロイター] - アフリカのルワンダは、米国が強制送還する最大250人の移民を受け入れる方向で合意した。ルワンダ政府報道官と当局者がロイターに明らかにした。
ルワンダ当局者によると、6月にキガリで両国が合意に署名。米国は既に審査対象者10人を記載した最初のリストを送付したという。
ルワンダの政府報道官は、「ルワンダは米国と最大250人の移民を受け入れることで合意した。ルワンダのほぼ全家族が避難の苦難を経験しているからであり、われわれの社会的価値観が社会の再統合と社会復帰に基づいているからだ」と述べた。「合意に基づき、ルワンダは再定住を希望する各個人を承認する権限を持つ。承認された個人には、ルワンダでの生活を始めるための労働力訓練、医療、住居支援が提供され、過去10年間で世界最速水準で成長している経済に貢献する機会が与えられる」と説明した。
米ホワイトハウス、国務省、国土安全保障省(DHS)はコメント要請に応じていない。