ネタニヤフ氏、ガザ全面制圧に向け攻撃拡大に傾く 5日閣議招集=報道

イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を拡大し、ガザ地区全体を制圧する方向に傾いている。イスラエルの「チャンネル12」が4日、首相府関係筋の話として報じた。写真は7月27日撮影(2025年 ロイター/Ronen Zvulun)
[エルサレム/カイロ 4日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を拡大し、ガザ地区全体を制圧する方向に傾いている。イスラエルの「チャンネル12」が4日、首相府関係筋の話として報じた。
イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ首相は5日に内閣を招集し、この件について決定を下すという。
この件について、イスラエル首相府からコメントは得られていない。
ネタニヤフ首相はこの報道に先立ち、閣議を週内に招集すると明らかにし、ガザ地区での目標を達成するため軍への指示について協議すると述べていた。
ネタニヤフ氏はこの日の定例閣議で「われわれは結束し、戦い続け、全ての戦争目標を達成しなければならない」と表明。イスラム組織ハマスの打倒と人質の解放に加え、ガザ地区がもはやイスラエルの脅威にならないことの保証を得ることがイスラエルの目標だと述べていた。