ＥＵ、対米報復関税措置を6カ月間停止へ 枠組み合意踏まえ

欧州委員会の報道官は、トランプ米政権との貿易交渉での合意を踏まえ、７日発効予定だった対米報復関税措置２件を６カ月間停止すると発表した。２０２３年１１月、ブリュッセルで撮影（２０２５年　ロイター/Yves Herman/File Photo）

［ブリュッセル　４日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）の執行機関である欧州委員会の報道官は４日、トランプ米政権との貿易交渉での合意を踏まえ、７日発効予定だった対米報復関税措置２件を６カ月間停止すると発表した。最終合意に向け、引き続き米国と連携するとした。

米国とＥＵは７月２７日、関税交渉で枠組み合意に達し、米国は自動車を含むＥＵからの大半の輸入品に対する関税率を１５％とする見通しとなった。ただ、酒類への関税をはじめ、なお多くの疑問も残されている。