ニュース速報
ワールド

シンガポールのGIC、スペインのブロードバンド事業に25%出資

2025年08月04日(月)18時59分

 シンガポールの政府系ファンド、GICは、仏オレンジ傘下のMasOrangeと、英ゼゴナ・コミュニケーションズ傘下のボーダフォン・スペインが設立する光回線ブロードバンドの合弁会社に25%出資する。写真はGICの看板。2023年7月、シンガポールで撮影(ロイター/Edgar Su)

[4日 ロイター] - シンガポールの政府系ファンド、GICは、仏オレンジ傘下のMasOrangeと、英ゼゴナ・コミュニケーションズ傘下のボーダフォン・スペインが設立する光回線ブロードバンドの合弁会社に25%出資する。3社が4日明らかにした。

合弁会社の持ち株比率はMasOrangeが58%、ボーダフォン・スペインが17%となる。

シンガポールの政府系ファンドは、割安で魅力的な欧州企業への投資を拡大しており、インフラ、再生可能エネルギー、高級ファッションブランドなどへの投資を続けている。

ボーダフォン・スペインは合弁事業から14億ユーロの収入を得ることになる。ゼゴナは昨年、50億ユーロでボーダフォン・スペインを買収した。

ボーダフォン・スペインは今年1月、MasOrangeと共同で新たな光回線事業会社をスペインに設立することで合意。当時、両社は新会社の株式の40%を取得する投資家を探していた。

GICはインフラ分野を中心に長期的な機会を引き続き模索していくと表明した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア報道官、トランプ氏の原潜配備表明に「核発言は

ビジネス

スイス高級時計メーカーの株価が下落、トランプ関税巡

ビジネス

テスラの中国生産EV販売、7月は前年比-8.4% 

ワールド

中国シーイン、イタリアで制裁金100万ユーロ 環境
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザベス女王の「表情の違い」が大きな話題に
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    オーランド・ブルームの「血液浄化」報告が物議...マ…
  • 5
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    ハムストリングスは「体重」を求めていた...神が「脚…
  • 8
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 9
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 10
    すでに日英は事実上の「同盟関係」にある...イギリス…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 6
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 7
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 8
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 9
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 10
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中