ニュース速報
ワールド

インドネシア6月輸出、米国向け急増し予想上回る 7月CPIは加速

2025年08月01日(金)15時52分

 8月1日、インドネシアの統計局が発表した6月の貿易統計によると、輸出は予想を上回る伸びとなった。写真は、インドネシア・ジャカルタのタンジュンプリオク港で船からトラックに荷揚げされるコンテナ。2月撮影(2025年 ロイター/Willy Kurniawan)

Gayatri Suroyo Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシアの統計局が1日発表した6月の貿易統計によると、輸出は予想を上回る伸びとなった。7月の消費者物価指数(CPI)は上昇率が加速した。

6月の輸出は前年比11.29%増の234億4000万ドル。前月から予想以上に伸びが加速した。5月は9.68%増。ロイターがまとめたエコノミストの予想は10.41%増だった。

米関税の猶予期間終了を前に駆け込み輸出が増えた。対米輸出(石油・ガスを除く)は33.5%増加。

品目別ではパーム油が15.1%増加したほか、宝飾品も前年同月の2倍以上となった。

輸入は4.28%増の193億3000万ドル。エコノミスト予想の6.5%増を下回った。

貿易収支は41億1000万ドルの黒字。黒字幅は5月の43億ドルから若干縮小したがエコノミスト予想の34億5000万ドルを上回った。

7月のCPIは前年比2.37%上昇で前月から加速し、アナリスト予想(2.25%上昇)を上回った。コメや野菜などの食品価格や光熱費、教育費が上昇した。

政府が価格を管理する品目や食品を除いたコアインフレ率は前年比で2.32%で、アナリスト予想(2.37%)を下回った。

総合指数、コア指数ともに中央銀行の目標レンジ(1.5─3.5%)内に収まった。バンク・ペルマタのエコノミストは、米関税がインドネシアの対外収支に影響を及ぼすだろうが経常赤字は管理可能と予想。インドネシア中央銀行が年内に最大0.5%利下げするとみている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン情勢巡る評論、退役した方が「自分ならできる」

ビジネス

米自動車業界団体、「ガソリン税廃止を」 道路補修費

ワールド

原油先物5%超高、トランプ氏演説で紛争終結期待後退

ビジネス

NY自動車ショー、各社が米市場向け新型EV発表 販
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 3
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経済政策と石油危機が奏でる「最悪なハーモニー」
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 6
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 7
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 8
    カンヌ映画祭最高賞『シンプル・アクシデント』独占…
  • 9
    「え、なんで?」フライト中に操縦席の窓が覆われて…
  • 10
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 10
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中