ニュース速報
ワールド

豪求人広告、6月は1年ぶり高水準 民間部門けん引で前月から反転

2025年07月07日(月)15時04分

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と求人情報サイトのインディードが7日発表した6月の豪求人広告件数は前月比1.8%増加し、前月改定値の0.6%減から反転した。

3.2%増加した民間部門にけん引されて1年ぶりの高水準となり、労働市場が底堅いことが示唆された。

前年比では0.4%減少したが、コロナ禍前の水準を16.1%上回った。

ANZのエコノミスト、アーロン・ルク氏は「豪労働市場の逼迫継続と経済全体の底堅さを踏まえ、われわれは今回の緩和サイクルは比較的緩やかになるとの予想を維持している」と分析。

「オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、7・8月の政策決定会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げると予想している」と述べた。

失業率は過去最も低い4.1%の水準にある。ただ中銀は、米関税リスクが世界経済の重しとなることから4.3%に上昇すると予想している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

BRICS、トランプ氏の関税警告に抵抗 「反米的で

ビジネス

イスラエル中銀、政策金利4.5%に据え置き 地政学

ビジネス

テスラ8%安、マスク氏のコミットメントに疑念 「ア

ワールド

ロシア前運輸相が自殺、プーチン氏による解任直後 連
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に...「曾祖母エリザベス女王の生き写し」
  • 2
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 5
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 6
    米テキサス州洪水「大規模災害宣言」...被害の陰に「…
  • 7
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 8
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 9
    ギネスが大流行? エールとラガーの格差って? 知…
  • 10
    コンプレックスだった「鼻」の整形手術を受けた女性…
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 3
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸せ映像に「それどころじゃない光景」が映り込んでしまう
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 6
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 7
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 10
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中