米中通商協議「良好な報告」とトランプ氏、輸出規制解除は「様子見」

トランプ米大統領は9日、米中がこの日にロンドンで行っている2回目の通商問題を巡る閣僚級協議について、良好な報告を受けていると述べた。ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、米中がこの日にロンドンで行っている2回目の通商問題を巡る閣僚級協議について、良好な報告を受けていると述べた。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、中国とはうまくやっているとしながらも、容易な相手ではないと指摘。輸出規制の解除については「様子を見よう」と述べるにとどめた。
米中が先月ジュネーブで実施した1回目の閣僚級協議後、米国はレアアース(希土類)を巡り中国が合意事項の履行を遅らせていると非難。両国は今回の協議で軌道修正を図りたい考え。今回の協議には米国からベセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア米通商代表部(USTR)が出席している。