イスラエル軍がガザ攻撃、16人死亡 6日に支援活動再開も

パレスチナ自治区ガザで6日、イスラエル軍によりパレスチナ人16人が殺害された。写真は5日、ガザ地区南部で撮影(2025年 ロイター/Stringer)
[エルサレム/カイロ 6日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで6日、イスラエル軍によりパレスチナ人16人が殺害された。地元保健当局が明らかにした。イスラエル軍は、ガザ地区での死亡者について直ちにコメントしていない。
米国とイスラエルが支援するガザ人道財団(GHF)はロイターへのメールで、一連の銃撃事件を受けて、フェイスブック(FB)公式ページで支援物資の配給拠点は追って通知があるまで閉鎖され、「安全確保のため」支援物資の配給拠点に近づかないよう呼びかけていたが、6日には支援物資を届けたと述べた。
目撃者や医療関係者によると、イスラエルの航空機と戦車が早朝からガザ北部ジャバリアとベイト・ハヌーン周辺への攻撃を激化していたもよう。イスラエル軍の報道官は6日、Xへの投稿で、ガザ北部の特定地区の住民に対し避難命令を出したと発表している。
同財団は従来の救援機関のシステムを介さず活動しており、中立性に欠けるとして国連を含む人道支援組織から批判されているが、同財団はこれを否定している。