ニュース速報
ワールド

ベトナム、昨年の対米輸出は対GDP比30% 関税に脆弱

2025年02月25日(火)15時45分

 ベトナムの米国へのモノの輸出は昨年、国内総生産(GDP)の30%を占め、米の上位貿易相手国の中で最も高い割合となったことが、ロイターによる公的データの分析で分かった。写真は2020年12月、ベトナム・ハノイの輸出用靴工場で撮影(2025年 ロイター/Kham)

Francesco Guarascio

[ハノイ 25日 ロイター] - ベトナムの米国へのモノの輸出は昨年、国内総生産(GDP)の30%を占め、米の上位貿易相手国の中で最も高い割合となったことが、ロイターによる公的データの分析で分かった。トランプ米大統領が打ち出している相互関税に、ベトナムが特に大きな影響を受ける可能性がある。

第1次トランプ政権が2018年、中国との貿易戦争を開始した後、外国の多国籍企業が米国の関税を避けるために中国からベトナムに工場を移したため、ベトナムには外国からの投資が急増した。

ベトナムには現在、韓国のサムスン電子や台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の主要事業がある。アップル、インテル、ナイキなどの米国企業も、ベトナムを生産拠点として位置付けている。

製造業への投資が大量に流入したことで、ベトナムは世界のサプライチェーンの主要拠点となり、米との経済的結びつきが大幅に強化された。税関データによれば、ベトナムは今、輸出の29%が米国向けだ。

国連の統計によると、ベトナムの対米輸出は昨年は1424億ドルで、メキシコ、中国、カナダ、ドイツ、日本に次いで第6位となった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

独首相指名選挙、メルツ氏は造反で選出されず 連立に

ビジネス

仏サービスPMI、4月47.3に低下 新規受注減少

ビジネス

テスラ、4月英販売台数2年ぶり低水準 欧州で逆風

ビジネス

オンショア元、6カ月ぶり高値で通常取引終了 キャリ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗と思え...できる管理職は何と言われる?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 5
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    背を向け逃げる男性をホッキョクグマが猛追...北極圏…
  • 8
    分かり合えなかったあの兄を、一刻も早く持ち運べる…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 3
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1位はアメリカ、2位は意外にも
  • 4
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 10
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 6
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中