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米エネ長官がサウジとUAE訪問へ、気候関連で協力協議
2024年05月13日(月)12時04分
5月10日、グランホルム米エネルギー長官(写真)がアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを14日から訪問し、気候関連の協力などに取り組むと、米政府当局者2人が明らかにした。写真はプエルトリコのオロコビスで昨年3月撮影(2024 ロイター/Gabriella N. Baez)
[10日 ロイター] - グランホルム米エネルギー長官がアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを14日から訪問し、気候関連の協力などに取り組むと、米政府当局者2人が10日明らかにした。
グランホルム氏の中東訪問は就任後初めて。14─16日の予定で、まずUAEを訪れる。
関係者は今回の訪問について、米国とこの地域との長年にわたる関係を継続するものとし、「特にエネルギー省に関しては気候関連の協力とエネルギー経済の多様化に向けて両国が取り組んでいる作業の進展につながる」と述べた。
グランホルム氏は米国、サウジ、カタールなど、世界の石油・ガス生産の40%を占める国で構成する「ネット・ゼロ・プロデューサーズ・フォーラム」の会合に出席する。このグループは、メタン削減やクリーンエネルギーの普及など、温室効果ガス排出量削減の方策を模索する目的で2021年に発足した。