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タイ、今後4年で平均5%成長目標 支出増と観光押し上げへ=首相

2024年01月15日(月)12時05分

タイのセター首相兼財務相(写真)は12日、今後4年間の平均経済成長率を5%とすることを目指すと表明した。同国は地域の観光ハブとなることを目指しており、財政支出増と観光押し上げを計画している。サンフランシスコで昨年11月撮影(2024年 ロイター/CARLOS BARRIA)

[バンコク 12日 ロイター] - タイのセター首相兼財務相は12日、今後4年間の平均経済成長率を5%とすることを目指すと表明した。同国は地域の観光ハブとなることを目指しており、財政支出増と観光押し上げを計画している。

セター氏は予算関連の会合で、政府がこの期間の1日当たり最低賃金を引き上げる計画で、今年は現在の330─370バーツから400バーツ(11.4ドル)以上に、2027年には600バーツに引き上げることを目指すと述べた。

また、政府は3月から中国からの渡航ビザを永続的に免除するなど、雇用の中核である観光部門の押し上げに取り組むと説明。「今後4年間の平均成長率を5%にするとの目標は依然明確だ」と述べた。

ロイター
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