米中が軍事協議再開、衝突回避へ対話継続を強調
米中両政府は8─9日、高官による「防衛政策調整対話」を米首都ワシントンで開催した。写真は、2023年11月15日に米カリフォルニア州ウッドサイドのフィローリ邸内を歩くバイデン米大統領(右)と中国の習主席。(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 9日 ロイター] - 米中両政府は8─9日、高官による「防衛政策調整対話」を米首都ワシントンで開催した。米国防総省が9日発表した。
バイデン大統領と習近平国家主席は昨年末、2022年8月に当時のペロシ下院議長の台湾訪問を受けて中国が停止した国防対話を再開することで合意した。
防衛政策調整対話には、米国防総省のマイケル・チェイス副次官補と中国国防省の宋延超・国際軍事協力弁公室副主任が出席した。
米国防総省は声明で、米中防衛関係について議論し、競争が衝突に発展するのを防ぐため両国軍のオープンなコミュニケーションを維持することの重要性を強調したと説明した。
一方、中国国防省は10日の声明で、「平等と尊重に基づく」健全かつ安定した両軍の関係を発展させることを望んでいると発表。米国に対し、南シナ海における軍配備と挑発的行動をやめ、一部の国々によるそのような行動への支援も停止するよう求めた。「一部の国々」の名指しはしなかった。
また、米国が「一つの中国原則」を守り、中国が自国領土と見なす台湾の武装化をやめるよう求め、この問題で決して妥協しないと表明。 「米国は、海上・航空安全問題の根本原因を十分に理解し、前線部隊を強く制止し、(問題を)誇張するのを控えるべきだ」とした。
米政府高官は、軍事対話がある程度再開したとしても両国間で機能的な対話を構築するのには時間がかかると慎重な見方を示している。
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