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政府方針と相いれず、任命責任感じる=荒井前秘書官発言で官房長官
2023年02月06日(月)11時34分

Japan's new Chief of Cabinet Secretary Matsuno Hirokazu announces new cabinet members at a news conference in Tokyo, Japan October 4, 2021. REUTERS/Kim Kyung-Hoon
[東京 6日 ロイター] - 松野博一官房長官は6日の衆院予算委員会で、LGBTなど性的少数者や同性婚を巡る荒井勝喜前首相秘書官の発言について「不当な差別と受け取られても仕方がない発言であり、政府方針と全く相いれず、言語道断で遺憾だ」と述べた。田畑裕明委員(自民)の質問に答えた。
松野官房長官はまた、荒井氏の発言で傷つかれた方もいらっしゃると思うとして、「お詫び申し上げる」と謝罪した。さらに「首相も申し上げている通り、任命責任を感じている」と語った。奥野総一郎委員(立憲)への答弁。
岸田文雄首相は4日、荒井氏が3日夜に差別的な発言を行ったことを受けて「大変深刻に受け止めており、総理秘書官としての職を解くという判断をした」と述べ、更迭したことを明らかにした。