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ロシア、キーウを再びミサイル攻撃 集合住宅や幼稚園破壊

2022年06月27日(月)08時16分

 6月26日、ロシア軍は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を複数のミサイルで攻撃した。写真は破壊された住宅(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

[キーウ/ポクロウシク(ウクライナ) 26日 ロイター] - ロシア軍は26日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を複数のミサイルで攻撃した。ミサイルは集合住宅に命中したほか幼稚園の近くに落ち、副市長によると1人が死亡、6人が負傷した。

対ロシア追加制裁などを協議する主要7カ国首脳会議に出席しているバイデン米大統領は「野蛮行為」だと非難した。

キーウへの大規模な攻撃は6月上旬以来。ゼレンスキー大統領の側近、アンドリー・イェルマク氏は「ロシアがまたキーウを攻撃した。ミサイルが集合住宅と幼稚園を破壊した」と述べた。

ウクライナ空軍報道官は攻撃について、1000キロ以上離れたロシア南部アストラハン地方から爆撃機により4─6発の長距離ミサイルが発射されたと述べた。

ロシアはこの週末にウクライナへの攻撃を強め、25日に東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクを完全に占領した。

東部の戦闘の焦点はドネツ川を挟んで対岸に位置する都市リシチャンスクに移っている。

ロシアのタス通信は、親ロシア分離派当局者の情報として、ロシア軍が26日に5方向からリシチャンスクに入り中心部に向けて前進し、ウクライナ軍を孤立させていると報じた。

ロイター
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