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フランス、オミクロン株が近く主流に 新たは制限措置は計画せず

2021年12月22日(水)19時43分

フランスのベラン保健相は22日、新型コロナウイルスの新規感染者がオミクロン株の感染急増で近く1日当たり10万人に達する可能性があるが、現時点で新たな制限措置の導入は検討していないと述べた。パリで6日撮影。(2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 22日 ロイター] - フランスのベラン保健相は22日、新型コロナウイルスの新規感染者がオミクロン株の感染急増で近く1日当たり10万人に達する可能性があるが、現時点で新たな制限措置の導入は検討していないと述べた。

同相はBFMテレビに対し、新型コロナワクチンのブースター接種(追加接種)は22日時点で2000万回行われているが、クリスマスまでに2200万─2300万回に達するだろうと予測。

「目標は感染スピードの抑制ではない。(オミクロン株は)感染力が強すぎる。目標は重症化による医療逼迫のリスクを減らすことだ」とし「このためブースター接種を急いでいる」と述べた。

フランスの新規感染者は1日当たり7万人前後。同相は来年1月初旬までにオミクロン株が主流になるとの見通しを示した。

ロイター
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