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韓国、新型コロナワクチン大国目指す 19億ドル投資

2021年08月05日(木)18時47分

8月5日、 韓国の文在寅大統領(写真)は、2025年までに新型コロナウイルスワクチンの世界5大生産国の一つになるために2兆2000億ウォン(19億ドル)を投じる方針を示した。ワシントンで5月撮影(2021年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ソウル 5日 ロイター] - 韓国の文在寅大統領は5日、2025年までに新型コロナウイルスワクチンの世界5大生産国の一つになるために2兆2000億ウォン(19億ドル)を投じる方針を示した。

文大統領は、ワクチン生産強化策を検討する官民の委員会で、半導体、電池に加え、新型コロナワクチンを国家戦略技術に位置付けた。投資を拡大し、税控除などの奨励措置を講じ、原材料、部品、設備の国内調達を目指すとし「2025年までにワクチン生産で世界上位5カ国に入るよう努力する」と述べた。

医薬品の研究者を約200人、治験担当者を1万人、生産分野で2000人を毎年育成する方針を示した。

権保健福祉相は、独自のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンなど、国産のワクチン開発に資金支援をすると説明した。

文大統領は、ワクチンでドイツ、英国などの国とパートナーシップを締結し、国際協力を拡大したい考えも示した。

ロイター
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