ニュース速報

ワールド

NZの第1四半期GDP、前期比+1.6% 大幅に予想上回る

2021年06月17日(木)11時37分

[ウェリントン 17日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が17日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は、新型コロナ禍からの回復に伴い予想以上に増加した。これを受けて、NZ準備銀行(中央銀行)が想定より早期に金融引き締めを開始するとの観測が高まった。

第1・四半期のGDPは、季節調整済みで前期比1.6%増加した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.5%増、NZ中銀の見通しは0.6%減だった。2020年第4・四半期のGDPは1.0%減だった。

第1・四半期のGDPは、前年比では2.4%増加。予想は0.9%増だった。

GDP統計を受けて、NZドルは0.3%上昇し、0.7073米ドル近辺で推移している。

キーウィ銀行の首席エコノミスト、ジャロッド・カー氏は、夏季に海外観光客が落ち込んだが、建設部門や内需はその影響を相殺する以上に回復していると指摘し、GDP統計の織り込みに伴い利上げ前倒し観測が高まる、との見方を示した。

雇用や小売売上高などここ数カ月の各種指標も堅調な数字となっている。

中銀は5月、他の先進国に先駆けてコロナ禍で採用した金融緩和策からの転換を示唆した。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)は、中銀の利上げ時期予想について「1年後はあまりにも遠く感じる」として、2022年2月に前倒しすると発表した。

同行のチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「第1・四半期の統計はNZ経済の回復がパンデミック初期の予想よりも目覚ましいものであることを裏付けている」と説明した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

エネ価格高騰、長期化ならインフレ加速・成長鈍化リス

ワールド

トランプ氏、イスラエルにガス田攻撃停止を要請 地上

ワールド

日米、重要鉱物の供給網強化に行動計画 価格下限の導

ワールド

EXCLUSIVE-カタールLNG輸出17%停止、
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 ──「成功」が招く自国防衛の弱体化
  • 4
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 5
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 6
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    トランプ暴走の余波で加熱するW杯「ボイコット論」..…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中