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仏首都圏の封鎖検討せず、コロナ変異種で医療逼迫=保健当局高官
2021年03月09日(火)18時08分
3月9日、フランス保健当局高官は、新型コロナウイルス変異株の流行により、パリと周辺地域で医療が逼迫しているが、ロックダウン(都市封鎖)は検討していないと明らかにした。写真はパリで2日撮影(2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[パリ 9日 ロイター] - 仏保健当局高官は9日、新型コロナウイルス変異株の流行により、パリと周辺地域で医療が逼迫しているが、ロックダウン(都市封鎖)は検討していないと明らかにした。
仏保健当局トップのジェローム・サロモン氏はラジオ局RTLに「パリ地域の封鎖は検討項目ではない」と言明し「封鎖は最終手段だ。もし医療システムが対応できないと感じたら政府と大統領に報告する」と述べた。
フランス国内で新型コロナ感染のため集中治療室に収容されている患者は8日時点で3849人と14週間半ぶりの高水準を記録した。パリ地域は1000人近くとなっている。
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