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香港の議会選挙がさらに延期の見通し、選挙制度改革で=行政長官
2021年03月08日(月)16時03分
香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は8日、中国が計画している選挙制度改革により、今年9月予定の香港の立法会(議会)選挙がさらに遅れるとの見通しを示した。写真は同日、記者会見する同長官。香港で撮影。(2021年 ロイター/Tyrone Siu)
[香港 8日 ロイター] - 香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は8日、中国が計画している選挙制度改革により、今年9月予定の香港の立法会(議会)選挙がさらに遅れるとの見通しを示した。実施の時期は依然として定かではないという。
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は11日に香港の選挙制度改革を承認する見通し。この改革は、香港の行政機関の長から民主派を排除し、候補者に「愛国心」を求める内容。
同長官は先週、全人代に出席。北京から戻って最初の会見で同長官は、この改革により「論理的には」、立法会選挙は12月に予定される選挙管理委員会の委員選挙よりも後になることを意味するとし、「現時点では立法会選挙を9月5日に必ず実施できるか明言する立場にない」とした。
立法会選挙は当初、2020年9月に実施されることになっていたが、新型コロナウイルス感染拡大により延期されていた。
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