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カリフォルニア州、米政権を提訴 留学ビザ規制差し止め請求
2020年07月10日(金)10時17分
7月9日、米カリフォルニア州のザビエル・ベセラ司法長官は、今秋からの新学期にオンライン授業のみを履修する留学生に滞在を認めない新規則を巡り、トランプ政権を提訴した。写真はカリフォルニア大学バークレー校。2017年9月撮影(2020年 ロイター/Noah Berger)
[ワシントン 9日 ロイター] - 米カリフォルニア州のザビエル・ベセラ司法長官は9日、今秋からの新学期にオンライン授業のみを履修する留学生に滞在を認めない新規則を巡り、トランプ政権を提訴した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、多くの学生に対面授業への出席を強いて学生自身や人々をリスクにさらす事態を招く恐れがあるとして、新規則の差し止めを求めた。
新規則は6日に米移民・関税執行局(ICE)が発表。これを受け、各大学は対応に追われている。
ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)は8日、新規則の一時的な差し止め命令を求める訴訟をボストン連邦地方裁判所に起こした。
カリフォルニア大学も8日、新規則を巡り訴訟を計画していると発表した。
米国務省と米国際教育研究所(IIE)のリポートによると、2019年にカリフォルニア州に滞在していた留学生は約16万2000人だった。
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