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米・ブラジル首脳、新型コロナ対応協議 医療・物流面で協力

2020年04月02日(木)11時13分

 4月2日、トランプ米大統領とブラジルのボルソナロ大統領は1日に電話会談を行い、新型コロナウイルス対策における両国間の協力について協議した。写真はアメリカのフロリダで3月撮影(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ブラジリア 1日 ロイター] - トランプ米大統領とブラジルのボルソナロ大統領は1日に電話会談を行い、新型コロナウイルス対策における両国間の協力について協議した。

アラウージョ外相によると、両首脳は医療や物流面での協力について話し合った。ただ、ウイルス封じ込めや検疫に関する政策は議論しなかった。

ホワイトハウスによると、両首脳は、20カ国・地域(G20)の枠組みで連携し、ワクチン開発や世界経済の回復支援で協力することの重要性を議論した。

ボルソナロ氏の新型コロナ対応には批判が集まっている。同氏は、都市封鎖を決めた州知事を雇用を奪っていると批判したり、ウイルスの危険性を軽視するような発言をしたりしている。

マンデッタ保健相は、最近の感染者や死者の数を非常に懸念しているとし、マスクや防護服、医療機器、人工呼吸器の不足も懸念事項だと述べた。

保健省の1日発表によると、国内の感染者は1119人増え6836人に達した。死者は39人増の240人を記録した。

ロイター
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