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大統領職は「心地良い」=トランプ氏

2018年10月15日(月)14時03分

 10月14日、トランプ米大統領は同日放送されたCBS番組の「60ミニッツ」のインタビューで、大統領就任から2年近くだったが、大統領職は「心地良い」との感想を漏らした。写真は演説する同大統領。リッチモンドで13日撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日に放送されたCBS番組の「60ミニッツ」のインタビューで、大統領就任から2年近くだったが、大統領職は「心地良い」との感想を漏らした。

同氏は「私が米国の大統領だというのは、少し非現実感があったが、それは誰もが同じだと思う」と発言。

「友人でさえ、私のことをドナルドとは呼ばず、ミスター・プレジデントと呼ぶ。私は『打ち解けて話してほしい』と頼んでいる。仕事をしながら学んできた」とした上で「今では自分が大統領だという実感がずいぶん湧いてきた」と述べた。

インタビューでは、これまで通り、様々な問題について攻撃的な発言を連発。自由奔放で挑戦的な大統領というイメージを変える気配はなかった。

不法移民の親子分離政策を復活させる意思があるかについては、明言を避けたが、強硬な政策が必要だとの立場を改めて表明。

「親と一緒にさせるのはOKだが、それを認めると人々がこの国に押し寄せることになる」と指摘。「不法入国という結果を伴わざるを得ない」と主張した。

連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏の性的暴行疑惑を巡って、トランプ氏が告発した女性を揶揄したとされる問題については、上院の指名獲得のために必要だったと主張。

「私があのスピーチをしていなければ、我々は勝てなかった。私はただ、彼女は何も知らないようだ、と言っただけだ。非凡な男の一生を台無しにしようとしている、と言っただけだ」と述べた。

実業家出身のトランプ氏は、政治の世界はビジネスの世界よりもさらに厳しいとも発言。

「ワシントンDCは、ひどい、ひどい世界だ。攻撃、悪口、陰口。だが、自分なりに、ここはとても心地が良いと感じている」とし「昔はいつも、マンハッタンの不動産業者が一番タフだ、などと言っていたが、今では赤ん坊のように思える」と語った。

ロイター
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