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米大統領、中国が貿易通じ中間選挙に影響と批判 追加報復を警告

2018年09月19日(水)00時21分

9月18日、トランプ米大統領は、中国が対米関税措置で農家や工業労働者を標的とし、米選挙に影響を及ぼそうとしていると批判し、さらなる報復措置を講じる可能性があるとけん制した。写真は17日、ワシントンで撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、中国が対米関税措置で農家や工業労働者を標的とし、米選挙に影響を及ぼそうとしていると批判し、さらなる報復措置を講じる可能性があるとけん制した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、11月6日の米中間選挙を控え、中国が貿易を通じトランプ氏の支持基盤の弱体化を狙っていると非難。「中国は、私に忠誠心を持つ米国の農業、農場、工業従事者を標的とし、積極的に米選挙に影響を及ぼす方針をあからさまにしている」とし、これら労働者層をターゲットとするなら「われわれは中国に対し、重大な経済的報復を迅速に実施する!」と述べた。

トランプ米政権は前日、2000億ドル相当の中国製品に対し10%の関税を課すと発表。中国はこれに対し、600億ドル相当の米製品に報復関税を課す方針を表明した。

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